街ぐるみのゲームイベント「第4回Sanuki X Game(通称=SXG)」が11月17日、高松市南部3町商店街(常磐街・南新町・田町商店街)で開かれる。
2021年に始まった同イベント。会場にはデジタルゲームやボードゲーム、VRゲーム、ドローン迷路などの試遊・体験コーナーを設け、香川県内外のクリエーター60組以上が出展する。ゲームのほか、香川大学教育学部付属高松小学校の生徒らによるブースも出展。おみくじや射的などの屋台や演劇、リサイクルアートの展示などを行う。ビーチスポーツ「フレスコボール」の体験会や現実世界でロールプレイングゲーム体験をする「LARP」の要素を取り入れたすごろくなども開く。
前日夜には前夜祭を開催。手作りの獅子舞を先頭に兵庫町商店街から田町商店街の南部3町ドーム広場までの約1キロの距離を練り歩く。行進後は同広場で前夜祭を開き、キャメロット企画開発部部長で「マリオテニス」シリーズや「マリオゴルフ」シリーズなどのサウンドを手がけた宇野正明さん、バンダイナムコスタジオ企画アドバイザーで東京情報デザイン専門職大学准教授の大舘隆司さん、インディーズゲーム「Jet Cola」開発者の千田泰宏さん、三光病院(牟礼町原)院長でゲーム依存症専門医の海野順さんらが登壇し、トークを展開する。
実行委員会代表の渡辺大さんは「ゲーム制作や体験を通してクリエイターと地域社会をつなぐ場を提供し、世代や職業の垣根を越えた交流が目的。『ゲーム=体験』と捉え、ゲームに限らずに剣を振る、ジャンプする、組み立てるなどの体験を楽しんでもらえる場を目指す。地元小学校とも連携し、さらに地域との絆を強めるとともにはっぴとちょうちんも作製してより伝統的な『お祭り』の要素を取り入れた。高松のまちで続いていく『お祭り』になれば」と意気込む。
開催時間は13時~16時。前夜祭の行進は18時~。