
サッカーJ3「カマタマーレ讃岐」と台湾のサッカークラブ「EC DESAFIO TAIPEI(イーシー・デサフィオ・タイペイ)」による国際交流プログラムが8月8日~12日、香川県内各地で行われた。
デサフィオ・タイペイの選手は高松空港に降り立った後、8月8日~11日の4日間にわたり三豊市の宝山湖OKURAボールパークでカマタマーレ讃岐アカデミーチームと合同トレーニングを行った。トップチームの練習も見学した。
オフタイムには、琴平町で開かれた香川出身のフォーリーアーティスト・渡邊雅文さんによるフォーリーのワークショップのほか、中野うどん学校(琴平町)のうどん打ち体験に参加。観音寺市の銭形砂絵や三豊市の父母ケ浜、高松・丸亀町グリーンのサッカーショップでは、観光や買い物を楽しんだ。
交流を終え、王鏡權(ワン・ジンチュアン)選手は「日本の選手は練習開始30分前にはアップを始め、コーチの指示にすぐ反応していた。練習後に全員で用具を片付け、人工芝を隅々まで掃除する様子は台湾ではなかなか見られないので驚いた」と話した。
今回の交流を企画・コーディネートした「岡田伝記」(神奈川県)の岡田浩弥社長は「地域と海外をつなぐ国際的な育成交流を目的に合同トレーニングや文化体験を用意した。今後もサッカーをはじめとするスポーツを通じて香川に国際交流の場をつくり、地域スポーツの発展と次世代育成、地域文化との出合いを育んでいきたい」と話す。