
高松市四番丁地区のまちづくり指針となるコミュニティープラン策定に向けたキックオフミーティングが8月23日、四番丁コミュニティセンター(高松市番町2)2階ホールで開かれた。
住民や高松市職員、婦人会メンバーら50人が参加し、意見を交換。「歩道が傾いていたり、でこぼこがあったりして高齢者には歩くのが怖いと感じる場所がある」「モンスターバッシュや香川県立アリーナのライブなどで高松を訪れる若い人が足を止めたくなるまちにしたい」といった声が上がった。
基調講演では、高松市コミュニティ連合会事務局長の佐々木和也さんが「四番丁だからできるコミュニティプランとは」をテーマに登壇。その後の「まちづくりトーク」には、四番丁連合自治会副会長で高松丸亀町商店街振興組合理事長の古川康造さん、新番丁小学校PTA会長で高松市職員の美濃吉広さん、高松聖母幼稚園保護者会会長で銀行員として働きながら映画監督として活動する香西志帆さんが加わり、それぞれの立場から四番丁の魅力やまちづくりのアイデアを話した。
ミーティングを終えた佐々木さんは「まちづくりには多様な活動を担うプレーヤーが必要。四番丁地区には県庁や市役所、企業の支店、学校が集まり、人材も豊富。今日の意見交換を通じて『すごいことができるまち』だと改めて感じた。これからどんなプランができるか楽しみ」と話す。
今後、分科会でテーマごとに議論を深める。プランの策定は来年夏から秋にかけて行う。