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香川大学で地域の未来や課題解決探る学生シンポ 元カマタマ社長も登壇

イベントをアピールする香川大学大学院地域マネジメント研究科学生シンポジウム実行委員メンバーら

イベントをアピールする香川大学大学院地域マネジメント研究科学生シンポジウム実行委員メンバーら

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 香川大学大学院地域マネジメント研究科の学生シンポジウムが9月13日、香川大学幸町南キャンパスで行われる。

「カマタマーレ讃岐」元社長の住谷幸伸さん

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 地域に存在する多様な価値観や人材が交流し、地域課題の解決につなげるイノベーションを生み出すことを目的とした同シンポジウム。今回は「ローカル×多様性=未来のイノベーション」をテーマに開く。

 パネリストには、「起点」(高松市勅使町)社長の飯間将博さん、「スマイル・ステーション」グループ(屋島西町)会長で同研究科22期生の石井清英さん、公益財団法人「たかまつ讃岐てらす財団」代表理事の大美光代さん、「MPカンパニー」(上天神町)社長の宮武周平さんが登壇。それぞれの立場から地域に根差した多様性の力とそこから広がる未来の可能性について語り合う。

 特別講師として、「平成レッグス」(郷東町)社長でサッカーJ3「カマタマーレ讃岐」(松並町)の元社長・住谷幸伸さんを招き、「情熱がまちを巻き込む~カマタマーレ讃岐、挑戦の秘話~」をテーマに講演を行う。

 同研究科22期生でシンポジウム実行委員長を務める池木博信さんは「シンポジウムは毎年、学生たちが企画している。研究科のメンバーは企業や行政などに所属し、立場もさまざまで多様性の宝庫。その発想からテーマを『ローカル×多様性=未来のイノベーション』とした。パネリストや特別講師も香川を拠点に活動している方々で、実行委員が面白いと思った人に声をかけた」と振り返る。

 「高松はとても良い町なのに、それに気付いていない市民が多い。『辺ぴな田舎』ではなく『住めてラッキーな町』と思ってもらいたい。参加者が『自分にも何かできるのでは』と気付きやヒントを得られる場にしたい」とも。

 開催時間は13時30分~15時45分。入場無料。ウェブフォームで申し込みが必要。

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