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高松で「ブラストセトウチ」 スタートアップから観光まで複数分野で討論

経営者や教育者らが集まって瀬戸内の未来像を話し合った

経営者や教育者らが集まって瀬戸内の未来像を話し合った

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 地域課題の解決とイノベーション創出をテーマにしたカンファレンス「BLAST SETOUCHI(ブラストセトウチ)2025 in KAGAWA」が9月15日、「かがわ国際会議場」(高松市サンポート)で開かれた。

2部のトークセッションの様子 「瀬戸内の新しいラグジュアリー観光」をテーマに瀬戸内で展開する観光事業や観光の課題を話し合った

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 「ブラストセトウチ」は2022年に松山市で始まり、「波のないセトウチに波を立てる」を掲げて岡山や大分など瀬戸内各地で開催されてきた。香川での開催は今回が初めて。

 当日は、「地方発IPOを目指すスタートアップ」「瀬戸内の新しいラグジュアリー観光」などをテーマにトークセッションを展開。参加者との質疑応答も交えながら、地域の未来像や産業の可能性について議論を深めた。

 登壇したのは、経営者や教育者、自治体関係者など。ソニーフィナンシャルグループ社長の遠藤俊英さん、神山まるごと高専(徳島県)校長の五十棲浩二さん、東かがわ市長の上村一郎さん、ことでんグループ代表の真鍋康正さんらが集まった。

 実行委員長を務めた瀬戸内サニー(鍛冶屋町)社長の大崎龍史さんは「瀬戸内地域には仲間でありライバルでもある多くの経営者や起業家がいる。私の創業当時は『スタートアップ』という言葉も一般的でなかったが、今は日常的に耳にする」と振り返る。「地域経済を盛り上げる一助になれば」とも。

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