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高校生企画の「おみくじクッキー」に感謝状 売り上げを高松市に寄付

授与式後の記念撮影(撮影時のみマスクを外しています)

授与式後の記念撮影(撮影時のみマスクを外しています)

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 高松市役所で2月9日、高松中央高校(高松市松島町1)の生徒が「おみくじクッキー」の売り上げ金の10万円を大西秀人高松市長に手渡し、感謝状が贈られた。

おみくじクッキー イラストは同校の生徒や高松中央高校幼稚園の園児が描いたもの

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 「おみくじクッキー」は同校商業科の生徒が考案し、県内の洋菓子店「かにわし」(高松町)と協力して製造。J3チーム「カマタマーレ讃岐」がおみくじの賞品に同チームのグッズを用意するなど販売に協力した。地元企業との連携で地域の活性化を図るとともに、SDGsの掲げる「貧困をなくす」「全ての人に健康と福祉を」などを実践していこうとしたものだという。

 今回は同校の生徒2人と関係者が集まり、売り上げの一部10万円を子ども食堂への寄付金として大西秀人高松市長に手渡し、感謝状が贈られた。

 おみくじクッキーを企画した生徒の一人、堀晴翔さんは「SDGsは少しだけ勉強していたが、今回の製造・販売を通して、より理解を深めることができた。小さい子どもたち、困っている子どもたちの助けになれればうれしい」と話す。

 製造に協力したかにわしの川西健司社長は「今田隆志先生から昨年10月頃に話を聞き、一緒にやりたいと思うようになった。ただ寄付をするだけでなく、何か取り組みをした上で寄付ができればと考え、おみくじクッキーの売り上げを子ども食堂に寄付することを考えた。SDGsについてこれまでよく知らなかったが、今回の取り組みをきっかけに、今後もこのような活動を続けていきたい」と話す。

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