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アイドル専用ライブハウス「モンスターズカフェ」、店名新たに移転リニューアル

(左から)「MONSISTERS」のももかさん、りおんさん、まどかさん

(左から)「MONSISTERS」のももかさん、りおんさん、まどかさん

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3月末で閉店した高松のライブハウス「MONSTERS Cafe(モンスターズカフェ)」が4月2日、「MONSTER PRODUSE=Heaven(モンスタープロデュース イコールヘブン)」とリネームし、前店舗より西に80メートルほど離れた「居酒屋にぱち常盤店」(高松市常磐町1)の2階・3階に移転リニューアルオープンした。

施設外観

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 モンスターズカフェの開業は6年前の2016(平成28)年5月1日。四国初にして唯一のアイドル専用ライブハウスとしてオープンして以降、同店と系列のライブハウス「高松MONSTER(モンスター)」(瓦町)が2013(平成25)年からプロデュースしている所属アイドル「MONSISTERS」(総称)を中心としたアイドルステージ「IDOL PARADISE」と「平日MONSISTERS」を、水曜と週末に開き続けてきた。

 新店舗では広くなったステージに合わせ、音響ミキサーを多チャンネルの上級機種に変更。3階にあるダンスフロアは2倍の広さになり練習しやすくなるなど、「大人数グループの出演も視野に入れての再スタート」だとしている。空気の流れや換気も考えた構造にしたという。

 両店代表で「MONSISTERS」のプロデューサーを務める海原祥司さんは「新しい名前はツイッターの公募によるもの。『Heaven=天国』にアイドルたちの『PARADICE=極楽』があるという『幸せの極地』のような店名になった」と話す。

「自分たちのライブハウスがあるMONSISTERSは水曜・土曜・日曜・祝日にライブを開き、月に約20本、年間で240本ものライブを行い、ステージを通して多くの経験を積めるため上達スピードが早い。お客さまが足を運んでくださるライブハウスでのライブは、アイドルとお客さまの関係性や絆が深まりやすいのが良いところ。床置きのスピーカーを天井からつるしてステージを広くするなど、アップデートはまだまだ続くので、今後も楽しみにしてほしい」とも。

 リニューアルオープンに当たり、こけら落としイベントを同日を含め5日間にわたり開いた。3日の第2部では、MONSISTERSのりおんさん、まどかさん、ももかさんのほか、「MONSISTERS」卒業生で現ゆずは(-ex呪音)さんとまどかさんによるイベント限定ユニット「夢見る〇〇」、岡山のアイドル・新田雪乃さん、大阪の姉妹ユニット「アイシェリング」の神野あやかさんとあみさん、広島の「キツネでこんコン!」の田島綾夏さん、岡山のアイドルユニット「Sha☆in」の瀬良美夢さん、姫咲花梨さん、芽叶あかねさんら9組11人が出演。

 観客の一人で「MONSTERS Cafe」時代から同イベントに通う徳島市在住のインディさんは「コールなどの事情が分からない初心者でも常連さんの誘導で参加しやすいなど、以前から常連やお店のスタッフみんなが優しく明るくて楽しい場所だと思っていた。商店街のアーケードに面した場所なので、天候を気にせず気軽に足を運べて、初めての人も入りやすいと思う」と話す。 

 MONSISTERSのりおんさんは「新しいステージなので、まだまだ遠征先のステージに立っているような不思議な気分。これからどんどんライブを披露する中で、MONSISTERSのホームとしてすてきな場所にしていきたい」と意気込みを見せる。

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