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綾川にうどん&カフェ「空音」 元飲食店マネジャーが独立、家族と切り盛り

店舗外観

店舗外観

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 うどん&カフェ「讃岐めん工房 空音(そらね)」(綾川町)がオープンして1カ月がたった。

えび天と肉をのせる看板メニュー「ソラネぶっかけうどん」(850円)

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 うどん店跡にオープンし、一家で経営する同店。壁や床、玄関戸も家族で塗り直し、テーブルやカウンター、カウンター前の棚も自分たちで作った。

 店主の大林英司さんは20年以上にわたり飲食業のマネジャーとして勤務してきた。ある日、「自分が作るものを提供したい」と思ったのが出店のきっかけだったと言う。

 「マネジャーとして店を運営するだけでなく、自分の手で料理を作り、それをお客さんに食べてほしいと思うようになり、考えた末、うどん店を出すことになった。当店は手打ち麺で太麺にしている。前のうどん店のイメージが根強く残っているお客さんも多いため、前の店のうどんと差別化を図った」と話す。

 14時30分からはカフェとして営業。照明はうどん店営業時の蛍光灯から白熱電球に変え、BGMもゆったりとしたジャズを流すなど、雰囲気を変える。看板メニュー「あんバタートースト」の他、「洋菓子のワールド」のケーキや「Yemonya(いえもんや)」(以上、仲多度郡)のフルーツサンドなども提供。

 カフェを主に担当するのは妻の典香さん。「仕事帰りなどでうどんを食べにきた方が『家族の誕生日ケーキを買いたい』と思った時に寄れるような場所にしたかった。自分たちの作ったものを出すとともに、自分がおいしいと思ったものも出したいと思い、他店のスイーツも置いている。今後は季節ごとのスイーツも出したい」と話す。 「アクセサリーを作る知り合いも多いので、ハンドメードアクセサリーも扱う予定」とも。

 今後について、大林さんは「まだまだ出店したばかりで日々勉強中だが、お客さんに喜んでもらえるよう、麺も研究を重ねている。現在、新メニューも検討中。地域に根付いた店にしていきたい」と意気込む。

 営業時間は、うどん店=11時~14時(麺が無くなり次第終了)、カフェ=14時30分~17時。月曜と第1・第3日曜定休。

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