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高松に「'99 Baby’s Cafe」スープハンバーグ提供  1日2組限定のディナーも

(左から)中川杏さん、芝山セイラさん

(左から)中川杏さん、芝山セイラさん

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 4月10日、「’99BABY’s CAFE(ナインティーナイン・ベイビーズカフェ)」(高松市円座町)がオープンした。

同店で提供するハンバーグスープ

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 高松の築100年の酒蔵を改築した「クローバーカフェ」から店名を変え、メニューもハンバーグスープをメインとしたものに刷新した同店。

 経営するのは芝山セイラさんと中川杏さんの2人。小学校時代からの幼なじみで、2人とも1999(平成11)年生まれであることから店名にも「99BABY」と付けた。クローバーカフェから店内のレイアウトは大きく変えず、壁や座席などに2人で選んだ飾り付けを施す。

 ランチメニューはハンバーグスープ(150グラム=900円、200グラム=1,150円、パンかライスが付く)をメインに提供。ハンバーグは、オリジナルハンバーグ、豆腐ハンバーグ、鶏レンコンハンバーグ、伊賀牛入りバーグの4種類、スープは和風スープ、コンソメスープ、トマトスープ、日替わりスープの4種類から選んで組み合わせる。ハンバーグスープは賄いで作ったところおいしくでき、周囲にも好評だったことからメインメニューにしたと言う。

 5月20日からは金曜・土曜・日曜の週末に1日2組限定のディナーの提供を開始。レンコンの挟み揚げ(500円)、鶏皮ギョーザ(600円)など日替わりのアラカルトを提供。メニューは芝山さんが考案する。

 「クローバーカフェ」時代から店に立つこともあったという芝山さん。今回、店主として経営することになった経緯について、「元々キャビンアテンダントを目指して外国語大学に通っていたが、コロナ禍のためにその夢を諦めざるを得なかった。何をしようか、自分の好きなものは何かを考えた時、『お客さまの笑顔を見ること、喜んでいただくことが私の好きなことであり原点』と気づいた。料理を食べた人が自分の目の前で幸せな顔になってほしいと思い、飲食店経営をしたいと思うようになった」と振り返る。

 新たに始めたディナーについて「会話が好きなので、お客さま一人一人とゆっくりお話したり、深く関わったりしたいと思い、ディナーを1日2組に限定した。これからメニューも増やしたり、お客さまのリクエストにも応えていったりしていきたい。お客さま同士が、新しく友達や良きパートナーとなれるような、『大人の秘密基地』のような店にしたい」と意気込む。

 営業時間は11時~16時(金曜・土曜・日曜は11時~15時・18時~22時)。第2・第4月曜と火曜定休。ディナーは要事前予約。

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