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野外劇団「楽市楽座」、高松・田村神社の円形舞台で現代神楽劇

野外の円形劇場を舞台に上演する

野外の円形劇場を舞台に上演する

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 全国を巡業する「野外劇団 楽市楽座」が9月18日~20日の3日間、高松の田村神社(高松市一宮町)で現代神楽劇「うたうように」を上演する。

円形の舞台 折り紙に包まれた投げ銭が投げ込まれる

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 同劇団は1991(平成3)年に旗揚げ。今年で30年目を迎える。大阪を拠点に、父・母・娘・婿の家族4人で日本全国を旅公演している。各会場に円形の舞台を設け、自然の中で上演する。

 野外で上演することについて、女優の佐野キリコさんは「野外は気持ちがいい。月や木、生き物、風など自然を感じながら、団員、客が一体となって楽しむことができる。室内では作品を見るという感覚だが、野外演劇は体験している実感が得られる」と話す。観客には事前に10枚ほどの折り紙を配り、「面白い」と思ったシーンで折り紙に包んだ小銭や紙幣を投げ入れる投げ銭で舞台を盛り上げる。

 今回公演について、佐野さんは「世界がどんな風にできているか、自然の中で歌や踊り、楽器を使って面白おかしく表現する。衣装にもこだわっているので注目してほしい。ピリピリした世の中だが、そうしたことを緩めて楽しんでホッとしてほしい」と話す。

 各日19時開演。観劇無料。投げ銭制(予約なしの自由席)。雨天決行。

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