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高松で書道パフォーマンス大会 19校が腕競う

縦4×横6メートルの紙にそれぞれの高校の思いと言葉が描かれた

縦4×横6メートルの紙にそれぞれの高校の思いと言葉が描かれた

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 高松シンボルタワー(高松市サンポート)デックスガレリアで8月29日、「第10回うどん県書道パフォーマンス大会」が開催された。

ダンスや組体操、ショートストーリー仕立て等学校ごとのパフォーマンスが繰り広げられた

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 香川県内の高校生書道部員が参加し今年で10回目を迎える同大会。書道パフォーマンスは、約10人程度でチームを組み、縦4×横6メートルの巨大な用紙に6分間で演技を披露し、点数を競い合う。

 朝10時にスタートし、会場で演技した16校、ビデオ参加した3校の計19校がはかまやつなぎなどの衣装を身にまとい、音楽に合わせて習字パフォーマンスを披露した。コロナ禍のため無観客で実施し、大会の模様はライブ配信した。

 優勝は多度津高校、準優勝は高松東高校、3位は三本松高校、毎日書道学会作品賞は高松桜井高校、審査員特別賞は高松商業高校が受賞し、高松南高校、高松中央高校が記念大会奨励賞を受賞した。

 大会の発起人でイベント責任者の木下祐樹さんは「香川は書道が盛んで書道パフォーマンスを取り入れている書道部が多く、強い学校との交流を目的として大会を作った。香川の高校の夏休みが9月まで延長され、文化祭が無くなってしまった学校もある。コロナ禍で日頃の成果を披露する機会が減ってしまった高校生たちに発表の場を作りたかった」と話す。

 出場した高松第一高校書道部員の町川日菜さんはパフォーマンスを終えて「今日のために2~3カ月前から準備してきた。放課後も毎日19時まで練習してきた。コロナ禍で思うように練習できない時もあり、一時は大会に出られるかどうかも不安だったが、この日を迎えることができてうれしい」と話す。

 優秀作品は、ゆめタウン高松(高松市三条町)3階中央広場周辺エントランスで2~3週間、展示する予定。追って公式ツイッターで案内する。

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