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高松空港で「ユルリット」ポップアップ 愛媛県産ほうじ茶のラテシロップ

松山のカフェ「SUNLIT(サンリット)」店主の池田有佐さん

松山のカフェ「SUNLIT(サンリット)」店主の池田有佐さん

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 四国中央市産の茶葉を使ったほうじ茶ラテシロップ「YURULIT(ユルリット)」のポップアップイベントが3月30日、高松空港の土産店「四国空市場」前で開かれた。

(右から)通常ラベルの「ユルリット」、高松空港限定デザインラベルの「ユルリット」、インバウンドに向け浮世絵をデザインしたラベルの「ユルリット」

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 松山市のカフェ「SUNLIT(サンリット)」が販売する「ユルリット」。茶葉の産地として知られる四国中央市新宮町で生産されるほうじ茶を使う。昨年12月から同空港での販売を始めた。

 イベントではサンリット店主の池田有佐さんが店頭に立ち、ユルリットの試飲を提供したほか、購入者を対象にしたカプセルトイも用意した。イベントに合わせて切手をイメージし飛行機が描かれた同空港限定デザインラベルと、浮世絵をデザインしたインバウンド向けデザインの2種類のボトルの販売も始めた。

 この日茨城県から家族で訪れた三木春香さんは「娘のスポーツ大会の応援のため香川県に来た。試飲してほうじ茶の味や香りをしっかりと感じられておいしかった。手軽に作れるのも良いと思い、購入した。家でも作って家族で飲みたい」と話していた。

 池田さんは「香川県外、国外からの方にも飲んでもらうことができてうれしい。ユルリットは愛媛県のお茶の魅力を伝えるとともに店に来るお客さまの疲れや悩みを癒やし、寄り添えるものにしたいと開発、販売してきた。家族で一緒に飲んでもらって団らんの時間やコミュニケーションのきっかけにしてもらえれば」と話す。

 新たに販売するボトルラベルについて「空港限定デザインは空を渡り大切な人に贈るものにしてほしいとギフトのイメージから切手をモチーフにした。インバウンド向けのラベルは江戸時代末期、日本が諸外国に茶葉を輸出する時に茶箱に貼ったラベル『蘭字』をモチーフにした」とも。

 5月3日・4日にも同所でポップアップイベントを開く。

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