
庵治石を使ったプロダクトを展示する「OMORI(オモリ)」展が現在、高松・屋島山上交流拠点施設「やしまーる」(高松市屋島東町)メインホールで開かれている。
10人のデザイナーによる商品を置くブース 本を置く台などさまざまな観点の商品が並ぶ
「蒼島」(牟礼町牟礼)による「AJI PROJECT(アジプロジェクト)」の商品を並べる同展。会場には10人のデザイナーがデザインを手がけるプロダクトやAJI PROJECTの商品、加工段階で出た端材を生かした「Ready Made」などを展示販売する。
昨年11月に東京のギャラリー「(Place) by method」(東京都渋谷区)でも開いた同展。蒼島の二宮力社長は「東京ではプロダクトデザイナーやインテリアデザイナー、美術学校の学生など多くの人が来場した。今回、地元で開いてどのような人がどれくらい来るのか見たかった」と話す。
「当展のテーマは石に役割を与えること。他の素材でなく庵治石だからこそできることをデザイナーに考えてもらい製作した。『やしまーる』は観光客も多く訪れる。普段ターゲットにしていない層にも足を運んでもらい、石の産地としての香川も見てもらいたい。『石といえば香川』と言ってもらえるようになれれば」とも。
開催時間は9時~17時。入館無料。5月6日まで。