
サッカーJ3「カマタマーレ讃岐」が6月、高松・屋島レクザムフィールド(高松市屋島中町)で試合を行う。
同競技場で行うのは6月7日の対FC大阪、同21日の対 AC長野パルセイロの2試合。5月16日には試合当日の防音・渋滞対策と地元企業との提携・コラボを発表した。
騒音対策として、同競技場への太鼓などの鳴り物の持ち込みは禁止、各チーム1台まで拡声器の使用を許可する。渋滞対策として「せとうち観光専門職短期大学」、「タダノ」(新田町甲)、イオン高松東店(福岡町3)などの駐車場の一部を事前予約制の臨時駐車場にする。駐車場から競技場までのシャトルバスも運行する。
「ことでん」こと高松琴平電気鉄道(栗林町2)ともコラボし、5月26日~6月21日まで「ことでん志度線」を走行する電車車両内に額面・中づり広告を掲出するとともに、試合当日は、瓦町駅~琴電屋島駅で臨時便を運行。試合会場には同社のマスコットキャラクター「ことちゃん」「ことみちゃん」も登場する。
昨年10月に同競技場でJリーグ加盟後初となる高松での公式戦を行った同チーム。8カ月ぶりの同競技場での試合に向けて、同社の増田勝社長は「高松商業高校OBサッカークラブを母体とする当チームにとって昨年当競技場で行った試合は非常に大きな意味を持つ一試合だった。ことでん屋島駅から当チームのユニフォームを着たサポーターがスタジアムに向かって歩く光景には心踊った。昨年は惜しくも勝利とならなかったが今年は勝って、地域の皆さんと喜びを分かち合いたい。この場所は公共交通機関でアクセスしやすいので、普段見に来られない人にも足を運んでもらいたい。『サッカーは面白い』『カマタマーレ讃岐を見に行きたい』と思ってもらえるような試合ができれば」と話す。
両日とも14時試合開始予定。