
高校生・大学生対象のボランティア講座「やってみようボランティア!」が7月18日、高松・瓦町FLAG(高松市常磐町1)8階で開かれた。主催は同階を拠点に市民活動やNPO活動などを支援する「高松市市民活動センター」。
今回が初開催の同講座には30人の香川県内の高校生や大学生が参加。講座ではボランティアに参加する意義や注意点を伝えたほか、参加者らが自分の思うボランティアの印象や、興味のあるボランティアのジャンルを書き出すワークショップも行った。ボランティアを募集している香川県内の企業や団体4組も参加し、ボランティアのマッチングも行った。マッチングの時間では学生が企業や団体に質問し、参加を希望するボランティアに名前を書いた付箋を貼って参加表明をした。
参加した高松商業高校2年生の山川ひかりさんは「昨年、香川県で行われた総文祭のPRイベントにボランティアとして参加し、設営や受け付けなどの仕事をしたがまだまだ多くの種類のボランティアがあると知った。今回マッチングで紹介されている中には参加したことがあるイベントのボランティアスタッフもあったが、自分の知っているイベントに高校生が参加しているとは思ってもみなかった。今回科学実験イベントのボランティアに志願した。子どもたちと触れ合って何かを得る機会になれば」と話していた。
同センターのインターンで、この日講師を務めた香川大学2回生の松野京介さんは「予想以上に多い人数の参加があって驚いた。仲間と一緒に地域活動に参加することで、『誰かのまち』から『自分のまち』へと意識も変わる。地域のために活動してくれる学生の輪が広がっていけば」と話す。