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音楽と映像の発信基地に 高松「ポッピースター」が5周年、記念ライブも

5周年記念ライブをアピールする店主の新居俊哉さん

5周年記念ライブをアピールする店主の新居俊哉さん

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 高松のライブスペース「ポッピースター」(高松市国分寺町新居)が10月10日、開業5周年を迎える。

店内 大型スクリーンやシャンデリアが設置されている

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 2020年10月10日、店主の新居俊哉さんが「地域のための音楽コミュニティースペースを」と開設した同店。当初は会員制を想定して看板も掲げず、口コミを中心に音楽好きの輪を広げたという。店内にはグランドピアノやドラムセットを備え、ジャズからアコースティックまでのライブに対応。天井には吸音効果のあるスーツ生地を用いるなど音響面にも配慮している。

 5年間を新居さんは「コロナ禍で音楽活動の場が減った時期に、地域のために何かできないかと考えてスタートした。今では神戸や九州など県外から利用してくれる人もいる」と振り返る。

 映像設備はステージを映す大型モニターや4Kカメラ。PV制作やライブ配信、バンドの応援上映会、スポーツ観戦など音楽以外の用途にも対応する。定期的に夜カフェ営業を行うほか、有志スタッフによるピザ会なども催し、交流の場としての活用も見られる。

 5周年を記念し、10月11日には24組によるアコースティックライブ、13日には7組が出演するバンドライブを予定。開始時刻は11日が12時35分(12時開場)、13日が15時(14時30分開場)。料金はいずれも1,500円(別途1ドリンク注文制)。

 今後について、新居さんは「音楽だけでなく映像や広告撮影の拠点など、文化的な発信基地として幅広く使ってもらいたい。配信のノウハウを学べるパッケージの展開や、若い世代が出演する日を設けるなど、世代を超えて気軽に楽しめる場を目指したい」と意気込む。

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