
「ジプシージャズ」の祭典「瀬戸内ジャンゴストリート2025」が10月11日・12日、屋島エリア一帯で開催される。主催は、バンド「Django Tigalle(ジャンゴ・ティガール)」などで組織する「瀬戸内ジプシージャズ・プロジェクト」。
屋島山上「獅子の霊巌(れいがん)展望台」で出演ミュージシャンたちがセッションした昨年の様子
1930年代、フランスのギタリスト「ジャンゴ・ラインハルト」がヨーロッパのロマの伝統音楽とスイングジャズを融合させ生み出した「ジプシージャズ」の魅力を発信しようと2020年に始まった同イベントは今年で6回目。
「瀬戸内ジプシージャズ・プロジェクト」代表の三井トシオさんは「屋島の自然や文化とともに音楽を楽しんでほしい。観客、ミュージシャン、地域が一体となる2日間になれば」と話す。
出演は8組。1日目は、ことでん屋島駅に停車した貸し切り電車内や、のぞみ幼稚園(高松市屋島中町)でのライブを予定する。2日目は、屋島山上の「獅子の霊巌(れいがん)展望台」「扇誉亭」「桃太郎茶屋」などで演奏を行う。両日、観客も参加できるセッションタイムを設ける。今回、ドイツのジャズバンド「Die Drahtzieher(ディ・ドラーツィーアー)」も初参加する。三井さんは「本場ヨーロッパのフィーリングを味わってほしい」と来場を呼びかける。
開演時刻は、11日=12時、12日=11時。観覧無料。タイムテーブルは「瀬戸内ジャンゴストリート2025」ウェブサイトで公開する。