ことでんバス(高松市朝日町)は11月29日、屋島山上シャトルバスのデザインを8年ぶりにリニューアルし、運行を始めた。
うどんをすすることちゃんや新屋島水族館のマナティも描かれている
同シャトルバスはJR屋島駅、ことでん屋島駅と屋島山上を結び、源平古戦場として知られる屋島への観光客の足として運行している。運行開始から8年を経て、今回デザインを刷新した。ラッピングデザインは屋島をイメージしており、正面には屋島山上交流拠点施設「やしまーる」と、ことでんのマスコットキャラクター「ことちゃん」ファミリーを配置。側面には屋島寺、新屋島水族館、四国村など屋島の観光地のほか、「WELCOME TO YASHIMA!」の文字と飛行機をモチーフにしたイラストを描いた。
運行初日の11月29日には、屋島山上バス停付近で新旧のラッピングバス2台を並べた撮影会が開かれ、多くのファンが詰めかけた。
同社運輸サービス部運輸課長の上枝実さんは「新しいデザインは、2022年にオープンした『やしまーる』を正面に据え、インバウンド層を意識して飛行機や香川を訪れる各国の人々をモチーフに刷新した」と話す。
旧デザインのバスについて「今後もまちなかで運行し、高松市を走る屋島の看板として活用したい。2年後にリニューアルオープンする新屋島水族館をはじめ、山上の施設や行政とも連携し、今後も屋島の活性化に努めたい」とも。