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あなぶきアリーナ香川がベルサイユ賞最優秀に 日本のスポーツ施設初

あなぶきアリーナ香川

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 香川県立アリーナ「あなぶきアリーナ香川」(高松市サンポート)が12月5日、ユネスコ本部で創設された建築賞「ベルサイユ賞」のスポーツ施設部門で最優秀賞を受賞した。

海から見たあなぶきアリーナ香川

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 ベルサイユ賞は2015(平成27)年に国連教育科学文化機関(ユネスコ)が創設した建築賞で、毎年、世界ベルサイユ賞機構が世界の優れた建築物やインテリアなどを表彰している。日本の施設がベルサイユ賞の最優秀賞を受賞するのは昨年の下瀬美術館(広島県)に続き2例目。スポーツ施設では初となる。同アリーナを含む6施設が2024年1月~2025年6月30日に新設または改修された施設が対象のアリーナ部門「The World 's Most Beautiful Arenas 2025」にノミネートされていた。

 受賞で評価されたのは、瀬戸内海を望み高松駅や港に近接する開放的な建物が既存の広場や公園、港と一体化し、街と海をつないでいる機能性。水上からも陸上からも見える3つの建物が柔らかくうねる1つの屋根の下でつながり水平線に浮かぶ小さな島々のシルエットを思わせるデザインも高く評価された。

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