宮脇書店総本店(高松市朝日新町)で1月19日、屋上に設置していた観覧車の解体作業が始まった。
2006(平成18)年、同店オープンに合わせて設置された同観覧車。高さ41.5メートル、直径は26メートル。ゴンドラには1台ごとに異なる出版社の文庫レーベル名が書かれており、本と観覧車を掛け合わせた「ぶっくるりん」の愛称で地域住民や家族連れに親しまれてきた。
同観覧車は2018(平成30)年9月、台風24号の影響による電気系統故障をきっかけに運転を休止。海沿いに位置することから潮風による塩害でも老朽化が進み、2019年5月に最後の営業を終了した。営業終了後も観覧車の筐体(きょうたい)はそのまま残されていたが、この日、クレーン車などによる撤去作業が行われ、1月20日は全てのゴンドラが外されホイール部分のみが残った。宮脇書店総本店の観覧車の管理担当者は「老朽化が進み、メンテナンスも困難であることから安全のため解体を決定した」と話す。
解体の一報を受け、SNSでは現在、「子どもが遊園地の時に一緒に乗った。怖かったけれど楽しかった」「車や船からふと目に入る高松のランドマークがなくなるのはさびしい」など別れを惜しむ声が上がっている。