街歩きイベント「タカマツ・リフレーム まち歩き -高松を歩いて、話して、つながる。-」が1月31日、高松・紺屋町のコワーキングスペース「co-ba takamatsu(コーバたかまつ)」(高松市紺屋町)を拠点に開催された。
「エモい」「かわいい」「新しい」の3つの観点で高松のまちを見つめ直す
見慣れた街を異なる視点で捉え直す「リフレーム」をコンセプトに、高松の新たな価値を見いだすことを目的として、オンラインファンコミュニティー「YOKKE高松」が企画した。当日は香川県内外から25人が参加し、ゲストトークや商店街の散策、市長との対話セッションを行った。
ゲストトークでは、高松を拠点に企業のPRを手がける「higoto(ヒゴト)」代表の梶原麻美子さんが登壇。大学進学を機に上京し、その後の結婚による長野への転居を経て、高松へUターンした自身の経緯を振り返った。「元々高松は好きではなく戻るつもりもなかったが、さまざまなタイミングが重なり戻ることになった」と梶原さん。「高松は人と人との距離が近く、以前はそれを息苦しく感じていたが、ビジネスにおいてはつながりが生まれやすく、現在はメリットとして感じることが多い」と話した。
続いて、高松中央商店街エリアを散策した。参加者はチームに分かれ、「エモい」「かわいい」「新しい」のテーマでそれぞれ商店街を歩き、普段は見落としがちな街の造形やアート作品に目を向けた。
その後大西秀人高松市長が合流し、対話セッションを行った。参加者が撮影した商店街の写真を見ながらフィードバックしたり、各商店街の歴史を解説したりするなど、参加者からの質問に答えながら交流を深めた。質疑応答で大西市長は、高松が「支店経済の街」として大手企業の四国支店が集まるブランド力や、自然と都会が調和した「ウエルビーイング」な心地よさを持っていると強調。来月開催の「香川丸亀国際ハーフマラソン」に関連した話題や、「映画館を作る計画がある」という丸亀町商店街の再開発構想なども語った。
参加者の一人、藤原由香里さんは「40年前、再開発前の商店街に実家があり暮らしていた。住む場所は変わったが、今も仕事で毎日のように来る場所。今回は現状の商店街で何ができるか知りたくて参加した。若い方の街の見え方や、昔ながらの店が継続して営業していることを知ることができて良かった」と振り返る。
「YOKKE高松」コミュニティーマネジャーの斉藤晃久さんは「『高松を好きな人が集まり、つながる』がコミュニティーのコンセプト。昔から高松を知っている人や若い人、県外の人も高松の街を歩き、魅力を再発見できたのでは。終了後も参加者が会場に残って活発に交流している姿が見られてうれしい」と話す。
今後については「高松の関係人口を増やす取り組みをしていきたい。そのために情報発信とともに、まち歩きイベントもシリーズ化したい。見る・食べる・聞くなどの五感も生かして高松を体験するものにしていければ」と意欲を見せる。