高松のコワーキングスペース「co-ba takamatsu(コーバ高松)」(高松市鍛冶屋町)で2月7日、18歳以下を対象としたピッチイベント「co-ba takamatsu U-18 ignition PITCH(イグニッション・ピッチ)」が開かれた。
香川県内の若者が自身のアイデアや活動を社会に向けて発信する同イベント。当日は高校生5人が、社会課題の解決策や新規ビジネスの構想、自身の探究活動の成果などについて、1人5分間の持ち時間でプレゼンテーション(ピッチ)を行った。観覧者は発表を終えた高校生たちに対して「めっちゃ応援してます」「まじで話したいんだが」などのメッセージが書かれた紙を掲げてエールを送った。会場には審査員や社会人のオブザーバーが集まり、登壇者の発表に熱心に耳を傾けた。
主催した森分遥斗さんは香川大学起業部に所属し、大学の総合型選抜・推薦入試専門の塾事業の代表を務める。イベント開始時のオープンピッチで森分さんは「集まった高校生たちがさらに一歩踏み出すきっかけをつくりたかった。『ignition』は『点火』を意味する。環境と人との出会いがその後の人生を変える。今日ここでの出会いが、登壇する高校生たちにとって夢をつかむきっかけになれば」と話す。
登壇者の一人、高松商業高校3年のペリー丈勇さんは「最初はとても緊張したが、話し出すと冗談を交える余裕もでき、楽しみながら自分の思いを伝えることができた。他の高校生のスピーチからも大きな刺激を受けた」と振り返る。
ピッチ終了後には交流会も開かれた。ペリーさんは「元高松商業高校の教員でサッカーの選手育成に携わっている方から話を伺ったり、進学予定の岡山大学の先輩から学生生活のアドバイスをもらったりと、多くの出会いがあった。自分の夢に直接関わることだけでなく、さまざまな分野の方との対話が大きな収穫になった」と笑顔を見せた。