あなぶきアリーナ香川(高松市サンポート)で2月24日、建築・デザインの世界最高峰とされる「ベルサイユ賞」の受賞記念セレモニーが行われた。
授与された「ベルサイユ賞」最優秀賞の賞状やメダル、受賞プレート
2015年に創設されたベルサイユ賞は、ユネスコ(国連教育科学文化機関)本部で発表される国際的な建築賞。同アリーナは2024年の「スポーツ施設部門」で世界最優秀賞を受賞した。セレモニーには池田豊人香川県知事らが出席し、パリの授賞式で授与された賞状やメダル、受賞看板(プレート)が披露された。
池田知事は「開館後から60万人が来館し、好評の声が多く寄せられている。瀬戸内の海や島の風景に溶け込むようなデザインとともに、主要駅に近く目の前に海が広がる、他に類を見ないアリーナになっている。今後も香川県のシンボルとして県民に愛され、誇りに思ってもらえる施設として育てていきたい。周辺の飲食店やホテルなどの施設を整えていく」と話す。
同日、開館1周年を迎えた同アリーナ。記念イベント「ARENA OPEN DAYS」も始まった。期間中、普段は立ち入ることのできないVIPルームや控室、器具庫などのバックヤードを含めた全館を無料開放し、自由に見学できるようにする。初日は多くの市民らが最新設備の裏側や、世界に認められた建築デザインを熱心に見て回る姿が見られた。
初日に夫婦で会場を訪れた高松市在住の入江利幸さんは「近隣に住んでおり、周辺はよく散歩するほか、3回行われたプロジェクションマッピングは全て見てきた。建築のことは詳しく分からないが、アリーナの丸みを帯びたデザインは瀬戸内海の風景とマッチしていて素晴らしいと感じる。今後も全国から多くの人を集めて、香川の経済を潤す施設になってほしい」と話す。
見学時間は10時~17時(25日まではメインアリーナのみ見学可能)。3月1日まで。