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高松の居酒屋「吾割安」閉店へ 平井料理システムの原点、40年の歴史に幕

外観

外観

 高松のラーメン居酒屋「吾割安 高松店」(高松市福田町、TEL 087-851-5030)が4月19日、閉店する。同店を運営する「平井料理システム」(塩屋町)が3月16日、発表した。

レトロなポスターや看板が掲出された店内

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 1984(昭和59)年3月1日に創業し、1986(昭和61)年に現在の場所に移転オープンした同店。昔ながらの木造家屋を利用したレトロな雰囲気の店内で、名物の「讃岐骨付鶏(ひな)」(1,100円)や、飲んだ後の締めに好まれる「しょうゆラーメン」(780円)、「吾割安餃子(ギョーザ)」(5個480円~)などを提供し、長年にわたり親しまれてきた。社長の平井利彦さんは東かがわ市にある同名のラーメン店「吾割安」で修業した後、独立。のれん分けして店名をもらった。現在さまざまな業態の飲食店を経営する同社だが、「吾割安 高松店」はその第一歩の店だという。

 閉店の理由について、平井さんは「客数の減少と売り上げの落ち込み」と明かす。「オープン当時は周辺に問屋がありにぎわっていたが、この10年、20年で問屋が朝日町に移り、近隣にあった庁舎もサンポート高松に移転するなど、人の流れが変わり、当店の周囲は町外れになった。飲食店の数も創業時からかなり増え、状況がすっかり変わってしまった」と振り返る。「近年では自転車の飲酒運転に対する取り締まりが厳しくなったこともあり、メインとしていた大学生の利用も減った」とも。

 移転オープン当時、平井さんは25歳だったという。「自分とそう年齢が変わらない多くの大学生がアルバイトや客として来てくれて、育ててもらったと感じている。『初めてのお酒は吾割安』と言ってくれるお客さまも多くいて、うれしい限り」と感謝を込める。

 「閉店に合わせてキャンペーンも予定している。昔働いてくれていた方に向けたものもできれば。残りわずかな時間ではあるが、最後にもう一度遊びに来てもらえれば」とも。

 営業時間は18時~翌1時。

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