ハンドメード雑貨を販売する「gallery HacoToCo（ハコトコ）」（高松市一宮町）で、9月1日から、和風やエスニック、アジア風の作品をテーマにした「東洋展」が開催される。

店内には特大ダンボールのうさぎがお出迎え

　同ギャラリーはボックスギャラリー形式のハンドメード・オリジナル作品の委託専門店。作家が作品を展示販売することができ、利用客はさまざまな作家の作品を実際に手に取り購入できる。

　東洋展では和風、アジアン、エスニックなどをテーマにハンドメード作品を販売。毎月テーマを変えて企画展を開いており、過去に開催された中でも和風をテーマにした企画は特に人気があったという。今回は和風にとどまらず、より多彩で多くの作家の作品を楽しめるよう、東洋に範囲を広げて開く。期間中、アクセサリーを中心に、イラスト、布小物など多様な作品を展示販売。丁寧に作られたつまみ細工の花飾りや本物の折り紙を使ったアクセサリー、個性的な表現で描かれたイラスト作品などが並ぶ。

　店主の中曽加奈さんは、自身が過去にハンドメード作品の委託をした経験から、「楽しいボックスギャラリーを自分でも作ってみたい」という思いが芽生え、2017（平成29）年に同店を開業。企画も自身で発案しており、過去にはファンタジーをテーマにしたRPG展、少し不気味な作品を集めたお化け屋敷展なども開催。毎年1月に行う福袋の展示も人気だという。

　今回の企画について中曽さんは「秋冬のファッションにもぴったりの作品が集う、多国籍でにぎやかな展示になる。作家さんたちの個性があふれる唯一無二の作品を展示する。楽しい、かわいい、すてきな作品がたくさん集まる店なので遊びに来るような気持ちで立ち寄っていただければ」と呼び掛ける。

　営業時間は10時から18時。月曜定休。