コロナウイルス感染拡大を受け、開催直前で中止となった「MONSTER baSH(モンスターバッシュ)2021」の費用をクラウドファンディングで支援するプロジェクトがキャンプファイアーで始まった。
同イベント名物「モンバスうどん」は「さぬきうどん支援」でリターン
同イベントは、四国最大の野外ロックフェスティバル。2000(平成12)年の初開催から20年の歴史があり、2002(平成14)年以降は国営まんのう公園(まんのう町吉野)で毎年8月に開催されてきた。近年はチケットが発売開始直後に完売していたという。
2020年はコロナ禍を受け中止に。イベントの運営元であるデュークは今年に入ってから、「今年こそは」と準備を重ねていた。ステージの設営は終わり、各種グッズも完成済みでの中止決定。チケットの払い戻しとともに、施設の解体費用やグッズの処分費用、これまでにかかった人件費がのしかかる。
同イベントのファンから「今後も開催を諦めないでほしい」「支援したい」との声が届き、今回のプロジェクトに踏み切った。同社は「ファンからの『音楽を絶やさないでほしい』という声と支援を糧に、再びまんのう公園の空の下で同イベントを開催できるよう頑張っていきたい」と前を向く。
8月26日に始まった同プロジェクトは既に目標金額の200%を超えている。9月30日まで。