高松三越(高松市内町)新館5階催物会場で4月27日、「ザ・ビートルズ写真展」が始まった。
映画「ザ・ビートルズ Get Back」の公開並びに同名の写真集の発売を記念し、昨年から全国を巡回して行われている同展。高松は4会場目となる。
同展は、写真家・長谷部宏(こう)さんが1965(昭和40)年から1967(昭和42)年まで4回にわたり撮影した写真およそ50点を展示する。
日本人として初めてビートルズを撮影した長谷部さん。アルバムの収録時や1966(昭和41)年の初来日時の写真、全米ツアー中の写真など、ライブやレコーディング、それらの合間のメンバーたちの様子がうかがえる写真を展示している。写真の他、かつて刊行されていた音楽雑誌「ミュージック・ライフ」の編集長だった星加ルミ子さんと長谷部さんによる年代ごとのエピソードを盛り込んだ対談も掲示する。
高松三越広報の梶河孝治さんは「ゴールデンウイーク企画の一環で行う当展。ビートルズの音楽は世代を超え愛されているが、特に当店のメインの客層となる60代以上の方には、彼らが活躍した時代に彼らの音楽に触れ、親しんだ方も多い。写真にはメンバーのオフの時の貴重な写真もある。バンドの歴史も感じられる写真展になっているので、ぜひ足を運んでもらえれば」と来場を呼びかける。
開催時間は10時~19時(最終日は17時まで)。入場無料。5月1日まで。