歯ART美術館(高松市庵治町)で現在、創作人形作家マルヤマミホさんの個展「球体関節人形展」が開催されている。
同館でマルヤマさんが個展を開くのは2回目。さぬき市出身のマルヤマさんは、1993年に創作活動を始め、国内の球体関節人形作家として活動している。
球体関節人形は、関節部分に球体を使うことでさまざまなポーズがとれる人形。西洋では長い歴史を持つ。日本でも昭和40年代、作家の故・澁澤龍彦が紹介したことで、魅力を広く知られるようになった。
マルヤマさんの作る人形はビスク(磁器)製で、一体一体に個性がある。一部の人形は販売も行う。
開館時間は10時~17時。入館料は、大人=600円、65歳以上=300円、中学・高校生=200円、小学生以下無料。9月26日まで。