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高松市美術館が「おうちでアート」動画公開 休館中も美術に親しんで

おうちでアート制作編「マラカスマイクでおうちカラオケ」(ユーチューブより)

おうちでアート制作編「マラカスマイクでおうちカラオケ」(ユーチューブより)

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 9月13日まで臨時休館中の高松市美術館(高松市紺屋町)がユーチューブで「おうちでアート」動画を公開している。

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 同館が初めてユーチューブで動画配信をしたのは2020年5月。コロナウイルス蔓延防止に基づく休館措置がきっかけだったという。

 元々同館には、来館者が自由に造形活動を行うことができる施設「こどもアートスペース こども+(プラス)」があり、無料で体験できるさまざまなアートプログラム「ふらっとアート」を提供していた。

 休館中も美術に親しんでもらおうと、同様のアートプログラムを動画で制作して「おうちでアート制作編」とし、併せて同館展覧会の一部を映像で編集した「おうちでアート鑑賞編」を公開。以降、講演会や館長講座など、さまざまな動画を配信している。動画制作は全て同館学芸員らの手によるもの。

 「おうちでアート制作編」ではこれまで「海のいきものをつくろう!」「紙コップボーリングをつくろう!」など、身近な材料で作って遊べる「ふらっとアート」作品の作り方を紹介してきた。最新作「マラカスマイクでおうちカラオケ♪」では、トイレットペーパーの芯とアルミホイルでハンドマイクを制作している。

 「おうちでアート制作編」を担当する「こども+」スタッフの川染奈緒さんは「動画を作るに当たり、おうち時間をうまく利用するため『自宅で簡単にできる工作』をテーマに考えた。家庭内にある身近な材料でも、工夫すればさまざまな楽しみ方ができる発見につながれば」と話す。

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