高松シンボルタワー(高松市サンポート)29階の展望スペースで11月12日、イベント「天空のレコード鑑賞会」が開かれる。展望スペースで鑑賞会を開くのは今回が初。
鑑賞会は、施設を運営するシンボルタワー開発がライブハウス「RUFFHOUSE(ラフハウス)」(常磐町1)店長の今城宣弥(こんじょう・のぶや)さんに声をかけて実現したもの。経緯について、同社の堀川健太さんは「現在、29階は瀬戸内海や高松市内を一望できる展望スペースとして開放しているが、来場者アンケートで『夜景を見たい』『音楽イベントをしてほしい』などの意見も多くあった。これまで、29階・30階で『天空レストラン』として夜景を見ながら食事を楽しんでいただいていたが、現在リニューアルに向け休業しており、夜景を見る機会もないことや周知のため今回実施することにした。今城さんは市内で長年ライブハウスを運営していることから、展望スペースに合うさまざまな音楽に精通していると思い、相談した」と話す。
当日は、参加者が持ち寄ったレコードをかける。一曲ずつ交代で、レコードの曲名やアーティスト名、思い出などを参加者が紹介する。鑑賞だけの参加も可能。
これまでもレコード鑑賞会を開いてきたラフハウス。今城さんは「鑑賞会は参加者が持ち寄るレコードをかけるので、どんな曲が飛び出すかはその時次第。毎回、昭和歌謡からロック、ポップス、ジャズまで、さまざまなジャンルの音楽が流れる。展望台からの夜景をバックに、さまざまなアナログレコードの音楽を聴いて、非日常・非現実的なゴージャスな雰囲気を味わってほしい」と参加を呼びかける。
18時開場、18時30分開始。入場無料(別途ドリンク代必要)。