高松丸亀町壱番街前ドーム広場(高松市丸亀町)で12月24日、「第九」の合唱が行われる。
1987(昭和62)年に「5000人の第九演奏会」としてスタートした「かがわ第九」の一環で行う同イベント。2013(平成25)年からドーム広場で一般市民も参加しての合唱を行ってきたが、コロナ禍で2020年より中止していた。今回は3年ぶりの開催となる。
当日は、指揮者に香川日伊協会副会長で香川を拠点に声楽家として活動する岸上美保さん、県内を拠点に活動するピアノ奏者、声楽家たちが参加する。一般参加も可能で、イベント前に歌唱指導も行う。
「かがわ第九」の運営に初回から携わる中西久米子さんは「商店街、まちの人たちに助けられてドームでの合唱を続けてこられた。第九を初めて歌う人から『感激した』という声を頂いてきた。第九の合唱を通して、人間性の育成、人と人とのつながり作りもしていきたい。コロナ禍で街からも人が減っていたが、盛り返すきっかけにしたい」と意気込む。
14時40分から歌唱指導を行い、15時に合唱開始。参加無料。
※12月22日21時追記 荒天の恐れがあるため、24日の開催は延期となりました。代わりの日程は後日発表されます。