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高松 初詣参拝者らで屋島山上にぎわう 「やしまーる」で新春マルシェも

元日に「やしまーる」で行われた演奏会「やしまーるde春の海」の様子

元日に「やしまーる」で行われた演奏会「やしまーるde春の海」の様子

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 元日を迎え、屋島山上が初詣客などでにぎわった。

人でにぎわう「やしまーる」の様子

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 初日の出を見るために7時頃、屋島山上観光駐車場は一時満車になったという。いったん落ち着きを見せた後、11時頃に再び大勢の来場者が訪れ、一時は屋島寺の本殿に約50メートルの参拝客の列ができたほか、同駐車場入口にも100メートルほどの車の列ができた。

 屋島山上交流拠点施設「やしまーる」では「やしまーる新春マルシェ」がスタート。地元の飲食店とも提携し、スープやあんもち、「たぬきケーキ」などのスイーツを提供するほか、同施設の土産の販売、菓子詰め合わせなども行う。1日には10時より、ホールで和楽演奏団体「豊千会合奏団」と尺八演奏家の寺石路山さんらによる演奏会「やしまーるde春の海」を開き、楽曲「春の海」をはじめ、数曲を演奏。来場者は足を止め、琴や尺八、篠笛の音に耳を傾けた。

 演奏を終え、同団体を主宰する篠田哲篠(あきしの)さんは「BGMのような形で、訪れた方には聞き流してもらいつつ、施設の周遊を楽しんでもらうつもりだったが、思った以上に多くの方が足を止めて聴いてくださった。ホールだけでなく、施設全体に音楽が鳴り響いていたようでホールから少し離れたところでも声をかけられた。元日から音楽を楽しんでいただけるとともに、地元である屋島を盛り上げる手伝いができてうれしい」と微笑む。

 中條亜希子館長は「朝から予想以上に多くの方に来ていただいてありがたい限り。今回和楽器で演奏していただいた『春の海』は瀬戸内海をイメージした楽曲とのことで、当施設からの景観にもよく合う。今後も規模を拡大してイベントを行っていきたい。今年も文化・自然・歴史の交流拠点として、屋島の新しい風景を作っていけるよう、さまざまな企画を行っていきたい」と意気込む。

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