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高松・常磐町のギャラリーでフランスと大阪の2人のアーティストによる作品展

アレックス・ベシキアンさんの作品(左壁面)と南田真吾さん(右壁面)の作品が並ぶギャラリー

アレックス・ベシキアンさんの作品(左壁面)と南田真吾さん(右壁面)の作品が並ぶギャラリー

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 フランスを拠点とするアレックス・ベシキアンさんと大阪在住の画家・イラストレーター・南田真吾さんによる展示「READER'S DIGEST」が高松のアートギャラリー「CENTER/SANUKI」(高松市常磐町1)で現在、開かれている。

今回の展示に当たり制作された2人の作品群

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 今年1月~2月に大阪のギャラリーでも開催した同展。昨年、アレックスさんがパリで明治政府が発布した西洋化に向けた教育用版画を発見したことが開催のきっかけだという。元々日本の昔ながらの教材や広告などに関心があったアレックスさん。南田さんに声をかけ制作を開始し、かつて日米欧で教育やプロパガンダに使われた学校の教材や漫画、広告ポスターなどを元にドローイングやペインティングで表現した。会場では2人の作品集を販売するほか、ドリンクやクッキーなども提供する。

 展示について、同施設を運営する「DEGICO(デジコ)」の林真優さんは「当展の作品制作はパリと大阪のリモートでやり取りしながら進められたと聞いている。一方が制作した作品を共有して、それに触発されて、もう一方が作品制作することもあったという。2人の作品を並べているスペースがあるが、大きな1枚の絵を2人で描き上げたような印象を受ける。それぞれの作品の共通点や相違点を見比べるのも楽しい。今回の展示作品はポップな作風でカラフルなので、ギャラリーを普段あまり訪れない方や芸術になじみがない方にも来てほしい。アートを通して人が集まり、語り合う場になれば」と呼びかける。

 営業時間は13時~18時。火曜・水曜定休(祝日は営業)。入場無料。5月7日まで。

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