アーケードに掲出したポスターの謎を解きゴールを目指すイベント「謎柱(なぞばしら)」が現在、高松・常磐(ときわ)町商店街で行われている。
謎解きゲーム制作サークル「謎ときスナックトルゑ」と「高松南部三町商店街プロジェクト」が共同で行う今回の企画。商店街のアーケードの柱や店にポスターを貼り、そこに書かれた謎を解くもの。ポスターは数カ所に貼り出し、全て解くことでゴールが示される。正解者には景品も用意する。
2021年、「リアル脱出ゲームを自分たちで作ろう」と有志が集まり結成した「謎ときスナックトルゑ」。本部であるゲストハウス兼シェアハウス「燈屋」(高松市亀井町)を舞台にした脱出ゲーム「煩悩(ぼんのう)からの脱出」などを作り、イベントなどに出展してきた。企画について、同団体「店長」を務める熊谷翔一さんは「放課後の高校生や街ブラする人たちをターゲットにした。気軽に挑戦できるようにとアーケードの柱を使うとともに、店にも足を運んでほしいと商店街の店にも協力を依頼した」と話す。
「当商店街を『ゲームや遊びのある商店街』にしたい。『今度はどんな謎があるかな』と楽しみに思ってもらいたい。謎は組み合わせて解いていくようになっているので、スマホのカメラでポスターを撮るなどして進めていくのがお勧め。高松南部三町商店街で行うゲームイベント『SANUKIXGAME』にも弾みをつけるものになれば」とも。
参加無料。現在行っている第1弾は6月30日までで、その後も第2弾、第3弾を予定する。