瀬戸内海を望むギャラリー「デザインラボラトリー蒼(あお)」(高松市北浜町5、TEL 087-823-5220)で8月6日、「第2回SETOUCHI Life Design Market」が始まった。
デザインラボラトリー蒼は「暮らしを豊かにするデザインが、瀬戸内からはじまる。」をコンセプトに、「デザインの実験場」として、ものづくりを香川から全国へと広めるべく、魅力的なイベントを企画・運営している。
同展では作品を展示し、販売はオンラインストアで行う。昨年のコロナ感染拡大を受けた自粛期間中、オーナーの柳沢さんが、サービスと物流のあり方について考え、同展開催に至った。今回は2回目となる。
スタッフの川井知子さんは「すてきな作品を作っている作家さんが瀬戸内にはたくさんいる。通常より自宅で過ごす時間が長い今だからこそ、心を豊かにする、暮らしに寄り添うもの・コトをテーマに作ってもらった作品ばかり。丁寧に紹介して、一人でも多くの方の手元に届くよう工夫している」と話す。
しかし「昨年よりも感染者が増えていることもあり、今年は昨年よりもさらに来場が少ない印象」と、コロナ禍ならではの難しさもあると話す。「作家の魅力が伝わるように、もっと表現豊かにしていきたいと考えつつ、よりよい情報発信を試行錯誤している」とも。
営業時間は11時~18時。火曜定休。平日は事前予約が必要だが、土曜・日曜・祝日は予約不要。9月5日まで。