「第25回組み木フェスティバルinさぬき」が9月9日・10日、高松・丸亀町壱番街前ドーム広場(高松市丸亀町)と讃岐おもちゃ美術館(大工町)で開催される。
1997(平成9)年から毎年開催している同イベント。四国での開催は今回が初めて。「しま」をテーマに2日間、全国の組み木作家34人の作品展示、木のおもちゃ体験コーナー、電動糸のこを使った木工ワークショップなどを展開する。
組み木フェスティバル実行委員の嶋田英津子さんは「瀬戸内海は波が穏やかでたくさんの島があり、全国の有人島の半分が香川県にあると言われることからテーマを『しま』にした。単に島がモチーフではなく、音の響きや語源になるものなど、作家たちがそれぞれ膨らませたイメージを組み木にする。地元中高生の作品も並べる」と話す。
「木片でも手に持てば心が落ち着く。それが木のおもちゃになって組み合わせて遊べることができればさらに楽しくなる。それが組み木」とも。「糸のこを使ったワークショップでは子どもだけでなく、子どもを忘れて夢中になる親や、糸のこに初めて挑戦し奮闘する祖父母の姿も見られる。プロも付いて自分だけの作品を作ることができる。作品を見て、遊んで、作って、組み木の奥深さを知ってもらえたら」と来場を呼びかける。
開催時間は、9日=10時~16時、10日=10時~15時。入場無料。ワークショップ参加費は作品1個につき500円。