![謎解きする子どもたち](https://images.keizai.biz/takamatsu_keizai/headline/1696215260_photo.jpg)
謎解きイベント「マインクラフトナゾトキアドベンチャー」が10月1日、「ふらっと仏生山」(高松市仏生山町甲)で開催された。
ゲーム「マインクラフト」を使ったプログラミング教室を全国に展開する「コードアドベンチャー(ドリーマーズギルド)」(愛知県豊田市)が企画する同イベント。小学生の子どもがいる家族を対象に今年7月にも開催し、今回が2回目。思考力や判断力、表現力のほか、自分で問題を見つけて考える力を子どもたちに身に付けさせることを目的としている。
この日は約80組の親子が参加。「動物園から逃げ出した幻の動物を探す」という設定の下、配付されたマップや会場のヒントを手がかりに謎を解こうと歩き回る子どもたちの姿が見られた。
3人の子どもと参加した母親は「3人の子どもたちは学年も違っていて違う観点から試行錯誤していた。初めてこのようなイベントに参加したが、良い経験になった」と話していた。
イベントについて主催の「野田塾(みのり塾)」(出作町)代表の野田美紀さんは「昨今、香川県でも国語の『思考・判断・表現』分野の正答率が低下しているとの調査結果がある。これからの子どもたちは自分で考える力を鍛えながらプログラミングの世界で活躍していく必要がある。JavaScriptなどの知識を持っていることが基本になる一方、親世代はプログラミングスキルを持っていないケースも出てくるため、子どもたちを対象としたプログラミング教室は今後ますます重要度が増す。今後も継続したい」と意気込みを見せる。