高松のガラス工房「Rie Glass Garden(リエグラスガーデン)」(高松市松福町2)が11月18日・19日、10周年記念イベントを開く。
ガラス作家・杉山利恵さんが営む同工房。2013(平成25)年にオープンし、庵治石やオリーブなど香川県の地場産業を素材に使った「庵治石硝子(がらす)」「オリーブ硝子」を製作、販売する。
イベントでは来場者に風船や「庵治石硝子」や「オリーブ硝子」のかけら「ガラスのしずく」を進呈する。1階の工房ではアウトレット商品を景品にした輪投げ(1回500円)などの企画も用意するほか、香川県内のジュース店やカフェが日替わりで出店する。19日には工房で直島在住の親子による音楽ユニット「福島節と渚」のライブも行う。
2階のギャラリーショップでは「庵治石硝子」と「オリーブ硝子」をミックスした「Aji&Olive」シリーズを香川県で初披露するとともに、9月に高松市塩江美術館(塩江町安原上)で行った企画展で展示した「Storm Glass」、ガラスの滴をあしらったオリジナルTシャツも販売する。
11月11日・12日にも開催した同イベント。初週を終え、杉山さんは「みんなが作品を好きと言ってくれたから10年間楽しく制作してこられた。恩返しのため、このイベントを企画した。遊びに来てもらい、初めての人には当工房に足を運ぶきっかけになれば」と話す。
開催時間は13時~17時30分。福島節と渚のライブは13時~13時30分。