レクザムスタジアム(高松市生島町)で8月7日、県内の6校の応援団員やチアリーダー約130人が集まり医療従事者にエールを送った。
香川県は、6月20日ごろには新型コロナウイルスの新規感染者数が1桁まで減り「0」と発表された日もあったが、7月29日ごろから急激に増え始めた。以降、連日2桁の発表が続いており、医療提供体制もひっ迫しつつある。
こうした過酷な第一線で闘い続ける医療従事者を応援するため、全国高校野球選手権香川大会の会場となったレクザムスタジアムに県内の高校6校の応援団員とチアリーダー約130人が集結。7月の大会では制限されていた「声を出しての応援」に全力で取り組んだ。
当日は各校ごとに演舞や校歌を披露した後、全団員らが一丸となって「フレフレ香川!」と声を合わせ、医療従事者に感謝のエールを送った。
主催は県高校応援連盟で、高校生による応援活動は昨年始まり、今回が2回目となる。
取りまとめた高松北高校応援部顧問の筒井京教諭は「今回は皆で集まって、医療従事者や県民に元気を届けるための決起集会『プロジェクト1』として行った。今後は香川県応援連盟に加盟している各高校がお世話になっている各地域に応援で元気を届ける『プロジェクト2』を実施していきたい」と話す。