見る・遊ぶ 暮らす・働く

さぬき市・津田の松原で「フレスコボール」全国大会 マルシェも

運営メンバーやさぬき市津田地区まちづくり協議会メンバー。(前列左から)瀬戸内フレスコボールクラブ代表・森江あやめさん、四国フレスコボール協会会長・藤田然吏(しかり)さん、さぬき市津田地区まちづくり協議会代表理事・寺山弘樹さん

運営メンバーやさぬき市津田地区まちづくり協議会メンバー。(前列左から)瀬戸内フレスコボールクラブ代表・森江あやめさん、四国フレスコボール協会会長・藤田然吏(しかり)さん、さぬき市津田地区まちづくり協議会代表理事・寺山弘樹さん

  • 32

  •  

 ビーチスポーツ「フレスコボール」の2024シーズン第2戦「ツダノマツバラカップ2024」が3月30日・31日、さぬき市・津田の松原で開かれる。主催は一般社団法人「日本フレスコボール協会」。

試合の様子

[広告]

 フレスコボールはブラジル・リオデジャネイロ発祥とされ、ラケットとボールを使い、向かい合う2人がラリーを続ける球技。ラリーの回数やテクニックなどで採点される。協力して相手が返しやすいところにボールを打つ必要があることから「思いやりのスポーツ」とも言われる。

 同大会は日本代表選考を行う同法人の公式戦ツアー「フレスコボールジャパンツアー」の一環で、沖縄や関東など全国からもエントリーがあるという。ベストラリー賞やベストファッション賞などの表彰部門も用意する。

 試合のほかに会場西側の駐車場でフレスコボールの体験コーナーや「バモスマルシェ」を開く。マルシェには2日間で飲食店など17店が出店するほか、3月30日に高知県のよさこいチーム「琥珀(こはく)」、31日に大手前高松中学の生徒と教師による漫才コンビ「二者面談」のステージを展開する。

 四国フレスコボール協会会長の藤田然吏(しかり)さんは「『バモス』はポルトガル語で『一緒に』の意味で、フレスコボールのラリーもこの言葉を合図に始まる。全国から来る選手や地元の人など、会場のみんなが一緒に楽しめるものを開きたいと思い、この名前にした。その土地の食・文化・人との関わりも楽しむという、競技大会にとどまらない新たなフレスコボールライフの提供につながれば」と期待を込める。

 香川県のフレスコボールチーム「瀬戸内フレスコボールクラブ」のホームビーチでもある津田の松原。瀬戸内フレスコボールクラブ代表の森江あやめさんは「ホームで使っているが、練習中に声をかけてくれる地元の方が多く、地域の温かさ、地元を盛り上げたいという意気込みを感じる。フレスコボーラーにとってその地の環境の良さがリピートの決め手になる。快適にプレーしてもらえるよう準備をして、またこの場所に来たいと思ってもらえるようなイベントにしたい」と話す。

 一般社団法人「さぬき市津田地区まちづくり協議会」代表理事の寺山弘樹さんは「地元開催のイベントで自分たちも何かしたいと思い、懇親会の場所の提供などで協力することにした。地域を挙げて『おもてなし』をしていきたい。津田の松原は名所として知られているが、この場所でできる何かがまだなく、足を運ぶべき場所になっていない。今回の開催をきっかけに『津田といえばフレスコボール』と言えるところまで育てていきたい」と話す。

 エントリーはPeatixで受け付ける。エントリー料は1ペア=9,000円。バモスマルシェの開催時間は10時~15時。入場無料。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース