「日本の巨大ロボット群像展」が現在、高松市美術館(高松市紺屋町)で開かれている。
昨年9月から福岡、横須賀と巡回する同展。8つの章に分け、「鉄人28号」から始まる巨大ロボットアニメの変遷を紹介する。
ロボットの実物大パネルや、メカニックデザイナー・宮武一貴さんによるロボットの絵画作品などを展示するほか、「機動戦士ガンダム」の原寸大を体験できる部屋も用意する。
関連企画として同館中2階ロビーや丸亀町商店街のブランチギャラリーで高松琴平電鉄によるローカルSF作品「電磁車輌コトディーン」を紹介する特別展示も行う。
同館学芸員の牧野裕二さんは「自分もロボットアニメを見て育った世代なので実物大のロボットを前にすると感動した。同じような方々にはタイムスリップしたような気分を味わってもらえるのでは。親子の会話のきっかけにもなると思うので、家族で足を運んでもらえれば」と呼びかける。
開館時間は9時30分~17時(金曜・土曜は19時まで)。月曜休館(祝日の場合は翌日)。観覧料は一般=1,200円、大学生=600円、高校生以下無料。6月16日まで。