高松のお好み焼き店「さぬきお好み焼きたんぽぽ」(高松市太田上町、TEL 087-865-4198)が4月28日、リニューアルオープンして1周年を迎えた。
1976(昭和51)年にオープンした同店。現在は2代目店主の川西晴之さん・有希さん夫婦と店長の福田美幸さんの3人で切り盛りする。メニューはミックス玉(Sサイズ1,030円~)や豚玉(Sサイズ880円~)、ホルモン焼きそば(980円~)などを提供する。
昨年1月に休業。テーブルに設置していた鉄板を外し、焼いたお好み焼きを提供するスタイルに変更するとともに、食材も香川県産小麦「さぬきのゆめ2000」をブレンドした小麦粉やオリーブ豚とスペイン産の栗豚に変更。リニューアル直後はシンプルな内装だったが、「あまりにも寂しい」と声が上がったことから観葉植物や水槽も設置。横をことでん琴平線が走り、水槽や観葉植物と電車のコラボ写真を狙う客もいると言う。
1周年を迎えるに当たり、休止していた直径30センチの「ジャンボサイズ」をテイクアウト限定メニューの「Lサイズ」として復活させた。
晴之さんは「コンセプトは『Fun to eat』、気軽に来て楽しんで食べられる店、他にはない店作りにこだわっている。この土地で100年続く店、地元からも愛される店にしたい」と話す。
元々アルバイトとして入り、リニューアルを機に店長になった福田さんは「50年近く続く店の看板を店長として背負うことは想像以上に重みがあり、大変だったが成長につながった1年だった。県外の方にも足を運んでもらえるような店にしたい」と意気込む。
営業時間は11時~15時、17時~21時(日曜は11時~16時)。火曜・水曜定休。