高松市仏生山町のうどん店「宮武製麺所」が6月27日、閉店した。
1957(昭和32)年に製麺所として創業し、その後セルフうどん店として営業してきた。店舗は築97年の民家を使っており、老朽化のための解体工事に伴い廃業を決めた。店主の女性は「長年にわたり多くの方に来ていただきありがたい限り」と話す。
ネット上には同店の閉店を惜しむ声が上がった。「ことでん」代表取締役の真鍋康正さんは「同店近くに当社の仏生山駅や車両工場があり社員食堂のように連日使う職員も多くいた。地元企業の運営を影で支えていただいた飲食店の一つ。長い間の営業に感謝したい」と話す。