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高松・マリタイムプラザにうどん「もり家」 地元食材使う

店頭。のれんはさぬき市の藍染め工房「キマイラ」の物を使用

店頭。のれんはさぬき市の藍染め工房「キマイラ」の物を使用

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 讃岐うどん店「本格手打ちもり家 高松シンボルタワー店」(高松市サンポート、TEL 087-802-5177)が7月17日、マリタイムプラザ高松3階にオープンした。

大きなかき揚げをのせた「かき揚げおろしうどん」

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 高松市香川町に本店を置く「本格手打ちもり家」。全国では東京店に続き3店目、香川県内の出店は2店目となる。

 メニューは、かけうどん、冷(ひや)かけうどん(以上500円)、ぶっかけうどん(550円)、「かき揚げおろしうどん」(980円)や、「オリーブ牛の肉ぶっかけ」(1,210円)、「宇和島えそちくわ天と半熟たまご天のぶっかけ」(980円)など香川・四国の食材を使った物、香川県の木おけ工房「谷川木工芸」(三木町)の「讃岐おけ」を使った釜揚げうどんとざるうどん(以上2、3人前=2,200円~)などを提供。東京の日本料理店「日本橋ゆかり」(東京都中央区)とコラボしたメニューや、「薬味野菜の特製ごまつゆうどん」(980円)、「オリーブ豚のカレーうどん」(1,100円)も用意する。

 香川県のメーカー・吉原食糧(坂出市)の小麦粉や香川県産のしょうゆなど、「地元の物を使うことにこだわっている」と同店統括部長の村井毅史さんは話す。「新たな駅ビルができたり、来年には1万人収容のアリーナもできたりと高松駅前のエリアは開発が進み、これから四国の中心となる場所。東京店に15年間関わり、次は海外進出をと思っていたが、まず恩返しのために地元・香川を盛り上げたいと思うようになった。香川県外からの観光客も多く立ち寄るこの場所で香川県食材や伝統工芸品などの魅力も発信しようと、香川県の物を使うことにした」と振り返る。

 「当店のコンセプトは『瀬戸芸で出合ったすてきなうどん店』。瀬戸内の島々を回る中で立ち寄ったうどん店をコンセプトにしており、家族やカップルでも利用できるようなゆっくりとした島の時間を感じられる店作りを心がけている。観光客や周辺で勤務する方にも利用してもらい、『駅前にもり家があって良かった』と言ってもらえるような店になれれば」と意気込む。

 営業時間は11時~15時、17時~21時。火曜定休。

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