「gallery shop sio(ギャラリーショップシオ)」(高松市女木町)が8月1日、高松の女木(めぎ)島にオープンした。
アクセサリー、洋服、オーガニック雑貨などを販売する同店。店主の森藤奈津さんは現在、ハンドメードジュエリーブランド「atelier samac(アトリエサマック)」のデザイナーとして活動。出身地である姫路のレザーを使ったリングなどを製作する。2019年、東京・南青山に出店し、これまで東京を拠点に活動してきた。
森藤さんによると、2021年旅行で女木島を訪れ島の雰囲気に引かれたという。女木島で開かれるイベント「MEGI(メギ)めきめき」に昨年から2年連続で参加し、アクセサリー作りのワークショップを開いた。その後島民に空いている物件を紹介され、出店を決めたという。
店内では、「atelier samac」のアクセサリーをはじめ、アパレルブランド「enrica(エンリカ)」の洋服、アロマブランド「BALLON(バロン)」のルームフレグランス商品、オーガニックドリンクなどを販売する。店舗にはアトリエを併設し、東京と2拠点で活動する。同店は9月1日まで営業し、10月下旬まで一時閉店する。その後は東京と女木島を行き来しながら不定期で営業し来年3月のグランドオープンを目指す。
森藤さんは「昔から0を1にするのが好き。何も無い所に皆が集まる場所を作るのが楽しい。女木島は東京と比べると店や人口も少ないが、その対比が楽しい。ビーチや洞窟、きれいな夕日などもあり創作意欲も湧いてくる。島の人はシャワーを貸してくれたり、島での飲み会に誘ってくれたりと親切。自分にできることで島を盛り上げたい」とほほ笑む。「今後は魚をテーマにした作品も作りたい。島の思い出の一つになるような店になれれば」とも。8月31日は立食形式の「ナイトパーティー」(15時30分開始。参加無料)を開く予定。
営業時間は11時~18時。水曜定休。