サッカーJ3「カマタマーレ讃岐」が10月6日、屋島レクザムフィールド(高松市屋島中町)で「ガイナーレ鳥取」と対戦した。
2014(平成26)年のJリーグ加盟以来、高松市では初の公式戦となる同試合は4185人が観戦。近隣に学校や住宅地があり応援での鳴り物は使用禁止のため、サポーターは大きな声や拍手、応援旗で選手を応援した。試合は前半41分、鳥取の三木直土選手に先制を許し失点。その後、フリーキックなどチャンスもあったが得点につなげられず、そのまま試合は終了した。
試合を終え、米山篤志監督は「連戦の疲れがあり出鼻のプレッシング(ディフェンスの選手が相手のオフェンスの選手に積極的に寄ってプレッシャーをかけ、相手陣に押し込むプレー)も形はできていたが、小さなミスが出た時の対処や相手の攻撃が一手早かった時に奪い切ることができなかった。本来の姿は見せられなかったが試合で100%を出そうとする姿勢は見せられたのでは。屋島のフィールドでファンの方々と勝利に向けて一丸となって試合に臨めたことは良かった。次の試合では勝って『強いカマタマーレ』を見せたい」と前を向く。
MFの森川裕基選手は「3連戦の最後で前半から少し重い感じはあった。初めての高松での試合で大勢のサポーターに来ていただいたのに勝てなかったのは悔しい。鳴り物が禁止という中で声の後押しが多くあり、それを自分たちの力に変えて勝利したかったが力及ばなかった。今シーズンは残り7試合あるのでしっかり振り返って次からまた勝てるように準備したい」と意気込む。