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高松市美術館で「五大浮世絵師展」 北斎や写楽らの作品140点以上展示

会場の様子

会場の様子

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 「五大浮世絵師展-歌麿 写楽 北斎 広重 国芳」が現在、高松市美術館(高松市紺屋町)で開かれている。

葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」と新1000円札の裏面を並べて写真を撮る親子

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 喜多川歌麿、東洲斎写楽、葛飾北斎、歌川広重、歌川国芳の5人の浮世絵師の作品を展示する同展。浮世絵コレクターとして知られる中右瑛(なかうえい)さんのコレクションと高松市歴史資料館(昭和町1)所蔵の作品合わせて140点以上を展示する。

 作品は写真撮影が可能。新1000円札の裏側に葛飾北斎の「神奈川沖浪裏(なみうら)」が使われていることから、並べて撮影する来場者の姿も見られた。

 同館学芸員の石田智子さんは「江戸時代の庶民の楽しみであり、土産物として売られていた浮世絵。絵の中に人物名を書くのを禁止されると代わりに図柄を組み合わせて言葉を表す『判じ絵』で表すなど絵師たちの工夫も凝らされている。絵を見てその時代の文化や人々の暮らしに思いをはせてもらえれば」と話す。

 開館時間は9時30分~17時(金曜・土曜は19時まで)。月曜休館(祝日の場合は翌日)。12月8日まで。

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