食べる 買う

高松・宗家くつわ堂が「瓦っ子」 瓦せんべいより軽い食感で食べやすく

瓦せんべいが「さらに軽い食感」で楽しめるという「瓦っ子」

瓦せんべいが「さらに軽い食感」で楽しめるという「瓦っ子」

  • 133

  •  

 宗家くつわ堂(高松市兵庫町)が6月6日、新商品「瓦っ子」の販売を県内複数店舗で始めた。

小さめで黒ごまを振った「瓦っ子」

[広告]

 同店は、高松にある1877(明治10)年創業の老舗和菓子店。讃岐名物の砂糖(白下糖)とうどんにも使われる小麦粉を使い、職人が一枚一枚鉄板で焼き上げる堅焼きの「瓦せんべい」で知られる。

 今まで与島プラザ限定商品として販売していた同商品。今回、それに加えて県内複数店舗で販売することに。販売店拡大に当たりパッケージもリニューアルし、箱入りとした。商品名の由来は、瓦せんべいを食べやすくし、より多くの方に食べてほしいとの思いから付けたという。

 売りは食感の軽さと食べやすさ。客から多く寄せられた「瓦せんべいの風味で、もっと軽い食感の製品を」との要望に応え、通常の瓦せんべいに比べて大きさや焼き方を変えた。

 同社の瓦せんべいは鉄板で焼き上げるが、「瓦っ子」はオーブンで焼き上げることで「軽い食感」を実現。大きさもミニ瓦せんべいとし、「より食べやすく」した。黒ごまを振りかけることで「風味も加えた」という。
「瓦っ子」の販売拡大に伴い、昨年からの「瓦クランチ」の販売は終了した。

 同社の田村照夫社長は「瓦せんべいの風味はそのままに、軽い食感の『瓦っ子』をぜひ味わってほしい」と呼びかける。

 価格は1箱12枚入りで799円。総本舗、西店(郷東町)で販売するほか、オンラインショップでも扱う。販路は順次拡大する予定。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース