食べる 暮らす・働く

高松のカフェ「サウンド・オブ・コーヒー・サイ」、家族経営で1周年 記念メニューも

「作られて100年たつものもある」というアンティーク家具が並ぶ店内(撮影 Takaya Maruyama)

「作られて100年たつものもある」というアンティーク家具が並ぶ店内(撮影 Takaya Maruyama)

  • 49

  •  

 高松・常磐町商店街のカフェ「Sound of Coffee SAI(サウンド・オブ・コーヒー・サイ)」(高松市常磐町1)が7月15日で1周年を迎えた。

1周年記念のメロンとモモのプレミアムプレート

[広告]

 家族で経営する同店。店主の福田豊さんは西院寺の住職を務め、店名の「サイ」も同寺から付けた。料理長としてフードを担当するのは妻の千鶴さん。娘姉妹である茜さんと薫さんがスイーツメニューを考案する。

 ゆったりとしたジャズミュージックが流れる同店。ジャズ喫茶を開くのは福田さんの長年の夢だったという。ジャズの雰囲気に合うよう、壁のタイルも自分たちではめ込み、店に置くアンティーク家具にもこだわった。

 フードメニューとしてやパスタやカレー、大人様(おとなさま)ランチ、スイーツメニューとしてさまざまな種類のケーキやパフェ、コーヒーゼリーなどを用意。1周年を記念して、旬のメロンとモモを使ったケーキプレート(1,580円)も期間限定で提供する。

 店のコンセプトは「五感で楽しめる」こと。妹の薫さんは「メニューが出てきたときや食べたときに記憶に残るものを出したいと思い、見た目も映えるものにするとともに、素材もえりすぐりのものを使っている。記念プレートに使うモモは飯山の桃園のもの。料理やスイーツの味やスプーンやフォークを入れた時の音、そして店内のジャズ音楽などが一つとなって、お客さまの五感に働きかけるものになることを意識している」と話す。

 1周年を迎えたことについて、姉の茜さんは「この一年はコロナ禍に苦しめられたが、『おいしかった』という声や繰り返し来てくださるお客さまの笑顔に助けられた。今後も喜んでいただけるよう、毎週新メニューを開発していきたい」と意気込む。「大人数で座れるテーブル席や1人でも楽しんでいただけるカウンター席、パソコンなどでの作業も想定した窓側の席など、さまざまな客層に合わせて席を設けている。階段を上った先の2階にある店だが、気軽に足を運んでほしい」と利用を呼びかける。

 営業時間は、平日=11時~17時、土曜・日曜・祝日=9時30分~18時。月曜・火曜定休。記念プレートは8月7日までの提供を予定。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース