高松の玉藻公園(高松市玉藻町)で5月5日、「高松城鉄砲隊」による演武披露が行われた。当日は「こどもの日」であるとともに、同園が公園として一般公開された日であることを記念したもの。
演武に使われた火縄銃は江戸時代に作られ、登録されているもの。長めの狭間筒(さまづつ)と短めの馬上筒(ばじょうづつ)の2種類が使われた。
演武では1575年の長篠の戦いでも使われたとされる三段射法や一斉射撃などが行われた。
この日初めて隊長職を務めた穴田豊久さんは「鉄砲は雨と風が大敵。今日は天気も良く、演武披露にはもってこいの日。初めての隊長職で不安もあったが、何とかやりおおせることができた」と笑顔を見せた。